浄法寺産生漆


大徹の塗り
(漆)

毎年夏に取れた東北産の漆が
秋10月に岩手県の乗法寺に
集められ、漆の品評会が行われ
ます。
そこで、選ばれた優秀な漆を

って来て毎年夏に、天然黒目を
行います。


天然黒目の模様

日本産漆とは、日本に取れる
漆で外国産(中国、ベトナム)
に比べて数倍以上の丈夫な
塗膜を作り漆器を、長持ちさ
せます。
現在では日本で使われている
漆のわずか2%しか採れません
大徹は東北で採れる
漆を使っております。
天日黒目とは生漆(色は乳白色で
時間がたつと変化する)を太陽の光で
精製漆(色は黒色で時間が
たっても変化しない)に
する仕事のことです。
現在は機械で電熱を使って行う
精製法にかわってしまいました。
今では太陽の光りによる
昔ながらの精製(天日黒目)を
やっているのは大徹だけです
天日黒目が始まると
「輪島に夏が来た」と
地元の人は言ってくれます。
最近では観光のお客さんも
見学にこられます。
7月20〜31日までの
外気温が30度以上になる晴天の日
朝9時から昼2時頃まで
つづけます。



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